1ヶ月間タイのバンコック郊外、工場で機械据付けのアドバイザーとし て滞在しました。
40度近い気温、高い湿度の中で日本語、英語、
タイ語、スペイン語、イタリア語が飛び交う現場は、とても刺激的です。
加えて、タイは映像的にも面白いものばかり。すこしずつお見せし
ます。


1=迎えの車の天井。
凄い!の一言。
内装が特注で照明、エアコン吹き出し口、スピーカーが付いたものにソファー的スポンジを入れた造り。
60年代ナイトクラブ調。
何故にここまで?・・・は永遠の謎であったが
2=4星ホテルのエレベーターから見る路上生活者のトタン家。
一番下の小屋が便所、水桶のような所で毎朝水浴びしている。
夜はトタンの隙間から裸電球の光が漏れる。
小さな家族がいくつか一緒に暮らしている。
3=6階建ての電脳館。
PC関係は何でもある。
初めていったときに「エロビデオ、エロビデオ」と呼び込まれるしかも何人にもだ。
日本人がエロビデオを求めてここまで出没しているのだと判る。
僕がスケベそうな顔をしていたからでは無い。
4=バンコクにて日本食の夕べ。
かなりのレベル、生カキまで出た。
久々の刺身でお酒を飲む。
担当のニューハーフの方が、とても親切。
本物の女性でもあそこまで気が廻らないぜ、と皆で楽しく飲んだ。
5=彩り鮮やかな車の列。南国なんだ,と実感。
この後、壮大な市場を訪ねる。
6=こんなものをこういう形で売って・・・いいんだ。
何でもある市場で、ゴチャゴチャに数百の店が並ぶ。
コツは「気に入ったら買え!」だそうだ。
理由は、「後でそこには戻れないから」と現地滞在のT氏にアドバイスされる。
7=タバコの箱に、それはドギツい写真が!!!
「吸うとこうなりますよ」というのが一目で判るコレクションの数々。
吸わない人も、箱が面白いので買い集めてしまう。
そこから喫煙の習慣者に・・・なんて事にもなりかねないくらいの作品群。
8=市場の喧噪を歌い歩く盲目の男。
ひどい音痴であったが、そこから発散されるパワーが凄い。
物乞い組合があって、現地まで送り迎えしているそうだ。
9=洗い場の脇で昼食。辛い料理を薄いビールで。
40度近い日で、うだるような暑さ。
昼寝しないと身体が持たない。
10=水上市場観光に。
こういう船で、川と言うか,ドブと言うか、遡って行く。
今年は大洪水で、北部が水没していると言うので心配だった。
今日は快晴、やはり僕の心がけが良いんだ。
11=色鮮やかな果物。
値段は拍子抜けするくらい安い。
滞タイ中に食べたのは、ほんの一部だ。
12=しっかり食う男、その1。
タイ人はどこでもいつでもしっかり食べている。
この人、朝から辛いものを、こんなに食べて大丈夫?
13=しっかり食う男、その2。
グッチの偽物バッグを売る店の男がズルズルと麺をすする。
貴女が買ったバッグに汁が飛んでないか確認するあるよ。
14=売り手と商品が似て来るという例。
15=木彫り工場にて。細かさが凄い作品が並ぶ。
元の図は結構いい加減で、彫り手がカバーしているのが判る。
16=1本の木に彫り込んだもの。
葉っぱやツタの裏まで彫ってある立体ものだ。
17=夏の王宮、過剰装飾の屋根。
かなりマニアック。
上から見られる事を意識しているのにも呆れる。
18=横たわる仏陀像。かなり大きい。
しかし、顔がこれじゃー、有り難みがなー・・・。
目がロンパリだぜ。いくら何でもこの顔には拝めないよ。
19=金仏達。顔も身体も、リアルではない。
仏像にルネッサンスは来なかったのか。
20〜25=昔のお墓跡を巡る。
繁栄と滅亡、活気と死滅、崇拝と略奪が交錯した歴史の思い出。