サバとイシモチを2種類の味付けで仕込む試験。
左はあんずジャム漬け、右はギリシャのヤギチーズ漬け。
2種類の魚、2種類の味付けをそれぞれ1日後、2日 後、3日後と試食したので、12回食べたことになる。
これは1日目の試験。
4種類をオーブンで一緒に焼く。
これは3日目。
チーズ漬けは、2日目以降、急激にウマく なった。
ランボルギーニで技術講習会の同時通訳。
生まれてこのかた、ずっと頑 固なクルマ達の肖像。
空気を排除しながらも、いかに空気を取り入れるのか、その苦労の歴史 がランボルギーニの特徴。
カウンタックの側面。たまりませんねー!
340kmで走るパトカー仕様。
イタリアに2台だけある。
走る飛行機 だと思うことにする。
お巡りさんの間で誰が運転するか、壮絶な戦いがあるのだろう。
バーベキュー職人、その1。
ボローニャの丘の店。僕が「芸術的 バーベキュー」と呼ぶ一軒。
犬が恐いねー。今朝一人を咬んだそうだ。
だったら鎖につないどけって!
バーベキュー職人、その2。
隣村の共産党祭りにて。
ドラム缶を ぶった切ったモノが6ヶ回転するようになっている。
一気に大量に焼けるので便利。
フェラーラで、日本人若手有名美人オペラ歌手の録音があり、そのコー ディネートにかかる。
現場の下見や、ビデオスタッフの面接、市や州との根回し等で大きな事 業になって行くが、レコード会社の予算が限られていて、苦労する。
これは下見の時に撮ったフェラーラ市街。
自転車が多い街で、ご覧の通り
フェラーラオペラ座の迎賓室。
凄い装飾だが、こういうモノがゴロゴロしているのは、さすが世界遺産 の街だ。
ここでビデオクリップを撮ることにする。
これも下見の写真。
歴史的建造物の一角でビデオクリップその2 を撮ることにする
本番のスナップ。
イタリア・ハシモトチームの映画監督ロベルトがス テージを撮っているところ。
撮影は歌い手、指揮者、オーケストラ、撮影スタッフのみんなが素晴ら しい性格で万事うまく行った。
11月頃にCDが出る予定。
打ち上げ夕食会でのズッキーニスープ。
撮影がウマく行ったので白ワインがウマい。
エビ、ブロッコリ、松の実のパスタ。
これもウマかった、イチゴのシャーベット。
店の名前は「あの素敵な木曜日」
有名な音楽家をフォローしたあとは、無名の音楽家、光のバンドを遠くの村のビールメーカーのステージに送って行く。
これはステージ後に路上で始まったおまけのライブ。
生ビールに生バン ド、最高です。
その祭りに並ぶチンクェチェント群。
可愛いクルマ達の時代が蘇る。
連作「地中海沿岸食文化ツアー」 料理家でハーブ研究家の北村光世さん一行とリグーリア海沿岸を食べ歩 く。
まずは、白いラードで有名な、カラーラの村コロンナータ。
こういう風景でローマ時代から山を切り崩して来た。
ここで絶品の白い脂身を味わう。
これは前菜。農民料理の工夫を見る。
テスタローリという粉料理にバジルペースト。
カラーラの大理石のような、壮大なプリン。
この大理石の桶の中に脂身が漬けられている。
農民の知恵の結晶。
古い村だけに壁も凄いのがある。
壁に配線や配管を埋めて、そのままというのがアクセントになっている。
貧しい材料を積み上げただけ。
レンガを使えるのは少し裕福なレベルか?
夕食はイタリアベスト10の一軒「ブリンカ」にてジョバンナさん の料理を楽しむ。
可愛い飾り付けにココロが和む。
自家菜園からの宝もの。
ここではテスタローリをこうやって出す。
手打パスタにバジルペースト。
スイート盛り合せ。
食べ切れないのが残念。
民宿に泊まり、翌朝のテーブルではパンが台風時の土嚢のように山盛 り。
朝からこんなに食べて大丈夫なのか?
どういうわけか、民宿のおばさんのお母さんのハーブを見に行くことに なる。
素朴な村を散歩して行くが、懐かしい風景が展開する。
川で遊んだ記憶 が蘇って来る。
話の流れで、またまたどういうわけか近所の水車小屋まで見に行くこと になり、さらに歩く。
85歳のお婆ちゃんが見せた一瞬の孤独な表情。
子供が14人居るそ うだ。
でもフッと一人の世界に入って行く。
強い陽射しが壁を切り分けている。
昼は世界的避暑地のポルトフィーノにて食べるわけが、クルマが多すぎてたどり着けずに撤退。
飛び込みで地方料理店に行くことになった。
これは歩いて店に向かう途 中、村にあった三輪車。
手描きの装飾が何とも言えない。
その店です。
湾を見下ろす絶景なポジションにあるが、味がどうかは不明。
この怖さが堪らない。
旅行の醍醐味だ。
マズかったら?なーに、笑 えば良いんです。
何事も勉強になりますから。
海辺の家庭料理、それ以上でもそれ以下でもない。
まずは無難な立ち上 がり。
洗って、切って、混ぜただけ。
まあ、こういうお昼があっても良いかな。
ジェノバに入り、世界遺産地区の2大宮殿を巡る。
10年前と比べて修復が終わり、かなり見やすくなった。
コロンブスの街 として再生された感じ。
「見晴らしテラスが在るわよ」と係りの人に囁かれて、昇ることにしたら何とこれが、屋根のてっぺんまでの階段。
ヒエー!という感じだがさすがに眺めは凄い。
ここで生ビールだろう、日本人の一般常識としては。
しかし酔ったら、この帰りの階段がキツいから、やはりアルコールは止めておきましょう。
ジェノバにも素敵な壁があちこちに!
300年以上の歴史を持つ船乗り居酒屋「VICO PALLA」に行く。
こ こはジェノバのバジルペーストの聖地。
とろけるようなウマさで有名。

しかし、聡明な添乗同行員の私は、入って即、海の幸フライを頼んだのでした。
パスタのあとにフライというのが普通だけれど、多分品切れになるだろ うから、
「前菜としてすぐにフライだ!」と第六感が働いたおかげで、 15分後には品切れになった海鮮フライにてビールをグイグイ。
添乗員の鑑ですな。
手長エビの丸揚げ。
作る方は簡単だけれど、食べるのは一苦労だぜ
絶品のペースト。
今回の旅の目的がこれ。
余は満足じゃー。
翌朝は東洋市場に行く。
ハーブ研究家、北村さんの現地での生講義を聴 きながら一緒に勉強させてもらう。
贅沢な旅行です。
サバが新鮮で、シメサバ用に買いたいくらい。
肉屋の犬は携帯番号付き!
昼は下町にてチーズ、アーモンド、ナシ、トマトサラダ。
プラ村のバジル栽培農家視察。
これを全部手摘みで出荷するのだから、 大変な苦労。
温室の中は50度近い。
これでバジルペースト勉強旅 行を締めくくる。