2009年9月11日〜24日 

フェルメールの光を求めて 

(ドイツ・ルクセンブルグ・ベルギー・オランダ)


NO.2


いよいよ本格的な旅の始まり。まずはモーゼル川をさかのぼり、ルクセンブルグを目指します。
ライン川同様、かっこいいお城があります。スケッチをしたけど、とにかく雨が降っていて、落ち着きません。
お昼も、絵が描けそうなベランダのあるレストランを選びました。
モーゼルワインを作り出すぶどうたち。
雨上がりのすばらしい眺め。
これで天気が回復してくれればよかったのですが、この後も、激しい雨に見舞われました。
今夜は部屋食。しかし、備え付けのコンロでご飯を炊いたら失敗。おかゆになりました。
ルクセンブルグとドイツの国境近くのトリアーという町の山の中にある、お城を改築したホテル。
翌朝は陶芸男氏要望の、お目当ての一つ目、ローマ遺跡のポンテ・ネグロ。
小学校の授業でしょうか、先生のいでたちが雰囲気を盛り上げてます。
二つ目は、ローマ遺跡の浴場跡。かなり大きなものでした。
三つ目は、円形闘技場。ここでお昼。お天気もよく、ピクニック気分で。
一気にルクセンブルグを駆け抜け、ベルギー・ブリュッセルの大都会へ。
夕食は向かいのステーキハウス。ベルギービールはやはり、うまい。
二泊の予定のブリュッセルのホテル・ドーム。昔は高級ホテルだったようだ。
お目当てのマグリットの住まいを目指す。
ブリュッセルは大都会なので、移動はトラム(市電)で。切符の買い方がわからない・・・。
結局なんだかわからず、ただ乗り。
マグリットの絵の中にいるような・・・・
とにかくわかりにくい場所。私たちはラッキーにも、親切なベルギーの子供づれのお母さんに
ここまで案内してもらいました。なんて親切な人なんだ・・・!
次はマグリット美術館。慎重にトラムのルートを探ります。
ただ乗りで心配そうな二人。
とにかく行きと帰りの駅名と場所が違うのが厄介でした。
王立美術館と新装開店のマグリット美術館。マグリットファンの陶芸男氏、画家さんは満足、満足。
昼過ぎ、次の目的地、オランダ、デン・ハーグへ。宿泊したのは焼き物で有名なデルフト。
ホテルの名前は「フェルメール」。これは部屋から見える風景。
夕方、ぶらぶらとフェルメールの眠る、教会に出かけました。
有名になってちゃんとしたところに置かれた、という感じのお墓。
フェルメールファンの画家さんと陶芸女氏のお参り風景。
翌朝、いよいよ最大の目的地、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館へ。
ここに、フェルメールの「真珠の耳飾の少女」がある。はるばるこれを見に来た、というわけだ。
まずは、デルフト駅へ。
オランダの象徴、自転車。
ワンワン電車?
デン・ハーグ駅。デルフトと違って大きな近代都市でした。設計氏にとって目のはなせないところ。
遠くからここだとわかる美術館・・なのに通り過ぎてしまいました。
目的を果たし、大満足のお昼の一杯。
デルフトへもどり、スケッチ三昧。デルフトの眺望を描く、画家さん。
お天気に恵まれた、陶芸女氏滞在最後のオランダの空。
教会の広場では、仮説遊園地ができていて、デルフトの若者の悲鳴が部屋まで聞こえてきます。
夕飯は、渋いデルフトのレストランで。ま、ご飯というより、ビールのつまみ。