後半、タシャンツェから再び長時間の悪路を車で移動して、同じルートで帰路につきました。
ところが、カメラが壊れたうえ、携帯で写真を撮っていたのですがこれも壊れてしまい、ティンプーまでの
いろいろがすべて失われてしまいました。途中のブムタンで、めったに見られないお祭りに遭遇したのですが
残念ながら画像はすべて失われてしまい記録は心の中だけになりました。

久保さんにカメラを借りて、ティンプーからは撮影できました。


行きにも行ったティンプーのメモリアルチョルテン。子供がお母さんの真似をして五体倒地をする姿がとてもかわいかった。
原田君の要望でティンプーの病院を訪ねました。この日はお休みでした。 その後山の中腹にある、大仏を見に行きました。
そして、パロに向かう途中の村の農家にホームステイ。 一軒に二人づつお世話になりました。昔懐かしい台所にあるかまど。二階です。
この家の長老。この人が少し英語を話しましたが、他の人とはちんぷんかんぷん 立派な仏間。
大きなおうちで、敷地内に牛小屋が二つありました。
かわいいキレちゃん。私と組んだ原田君になついていました。 屋根の上にはストック用の唐辛子が干してあります。
翌日の朝、散歩に出かけたらこの村のお寺のお坊さんに出会いました。 お寺の中を改装している様子を説明しながら見せてくれました。
関君と久保さんと村の中を歩き、写真を撮らせてもらいました。関君はゾンカ語を自在に扱い、村人に溶け込んでいきます。
村のはずれは崖になっていて、そこからきれいな景色が見渡せました。紅一点の学生の安藤さん。ブータン研究で卒論を書くそうです。
お別れのとき、若い人たちはすでに農作業に出かけた後で不在でした。おばあちゃんと孫のキレちゃんが見送ってくれました。
ホームステイ先を出て、過酷な登山をして、タクツァン僧院を目指しました。お坊さんもたくさん歩いています。急な上り坂を2時間以上歩きます。
標高も高く、息が切れてつらいときもありましたが、この景色を見たら疲れが吹っ飛びました。ここから一段下がり、再び登って僧院へたどり着きます。
僧院の中を見学して、帰りの道はすでに真っ暗。懐中電灯を頼りに下山しました。下りは1時間ほどでした。ブータン最高!
最終日の夕食。心なしか疲れがどっと・・。宿泊はパロ空港の近くのホテル。
帰りのバンコックへ向かうフライトが夕方なので、ヒマラヤの見える峠を目指しました。
雲の合間に午前中のいっときだけ、チョモラリが姿を見せてくれました。ブータン最高!!
反対側には遠く、カンチェンジュンガが・・・ 足元には高山植物の可憐な花がたくさん咲いています。
ついにお別れの時。本当にお世話になったマニさん夫婦。原田君はマジに泣いていました。また、必ずブータンに戻って来たいと思いました。ブータン最高!!!